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「筋トレしないと運転できない!」神様ジーコが40年間も乗り続ける“セリカ”との秘話に英感動!「走行距離は驚きの…」

記事の内容

試合当日に贈られた車種からまさかのアップグレード!

“神様ジーコ”には40年の長きに渡って愛し続けるマイカーがある。

 日本やブラジルのサッカーファンの間ではそれなりに知られた話だが、今回あらためて母国のクルマ雑誌『AUTO ESPORTE』の取材を受け、本人が知られざる秘話などを明かした。それを英紙『The Sun』がさらに取り上げ、驚きをもって世界に発信したのだ。

 さかのぼること40年前、1981年12月に東京・国立霞ヶ丘競技場で行なわれたのが、第2回トヨタカップだ。南米王者フラメンゴ(ブラジル)と欧州王者リバプール(イングランド)がクラブ世界一の座を争った一戦は、前者が3-0の完勝を収める。フラメンゴ不動のエースで、当時28歳と脂が乗り切っていたジーコは、1得点・2アシストと全得点に絡む大車輪の活躍で、見事MVPを受賞した。

 トヨタカップMVPの副賞と言えば、その時代時代で最先端の技術が駆使されたトヨタ産のスポーツカーだ。この日のジーコに提供されたのは真っ赤なセリカ。雲ひとつない青空の下、特大の黄金キーを手ににっこり微笑む彼の姿が印象的だった。

 なぜセリカをそこまで愛し続けられるのか。ジーコはその理由をこう語るのだ。

「何度もこのセリカを売ってくれと頼まれたが、そのたびに私は頑なに拒否してきた。これは単なるクルマではない。偉大なトロフィーであり、素晴らしい思い出でもあるんだ。フラメンゴが世界一を獲った最高に美しい瞬間のね。(クルマの)調子はぜんぜんOKだし、よく動いている。永遠に乗り続けるよ。生きているかぎりはね(笑)」

 しかしながら、国立競技場で贈られたセリカは赤で、現在所有しているのはシルバー。どこかフォルムも異なる。改造や塗り替えでもしたのだろうか。これには興味深いエピソードが隠されていた。

 1981年当時、不況が深刻なブラジルは外国製品に対して厳しい輸入制限を設けていた。とりわけクルマなど贅沢品は取り締まりが厳重で、ただでさえ珍しい日本車ともなれば、ブラジル国内では日本大使館員や外交官くらいしか乗っていなかったという。

 クルマを金銭に換える手もあったが、ジーコはこれを固辞。なんとしてもセリカをブラジルに持ち込みたいと、あらゆる手を尽くしたと振り返る。

「あれは優勝トロフィーなんだ。絶対に諦めたくなかった。時の財務大臣や中央銀行の総裁とか、可能な限りの人脈を使って奔走したよ。でもなかなか上手く行かなくてね。クルマがようやく到着したのは、1983年の4月だった」

 1年半越しに晴れて“納車”となったわけだが、ジーコにサプライズをもたらしたのが製造元のトヨタだった。すでにセリカは3代目にモデルチェンジしていたため、トヨタカップ時の「セリカST」ではなく、最新版でよりグレードアップされた「セリカ2.0 GT」を届けてくれたのだという。しかもブラジルに合わせ、北米向けの左ハンドル仕様をチョイスした。

 それからわずか4か月でジーコはイタリアのウディネーゼへ移籍するが、欧州挑戦中の2年間は実兄エドゥが預かって、大事に保管していたようだ。

「ハンドルが油圧式じゃないんだ!」と不満爆発!?

 気になるのは総走行距離だが、ジーコによれば「だいたい7万マイル(約11万2000キロ)くらい」とのこと。40年間運転し続けた割にはかなり少ないが、それだけ大切にメンテナンスを繰り返しながら、宝物のように扱ってきたのだろう。

 英紙『The Sun』は「ジーコほどのスーパースターが40年間もひとつのクルマを大事にしている。まさにカネでは買えない、プライスレスな思い出なのだろう。素晴らしいストーリーではないか」と伝えている。

 最後にジーコは冗談交じりに、こんなジョークを飛ばしてインタビュアーを笑わせた。

「油圧式じゃないから、ハンドルがめちゃくちゃ重いんだよ! だからブラジルでセリカを運転するためには、しっかり筋トレをしておかなきゃいけないんだ」

引用元

 

1:名無しさん@さかまと!

愛車、ってまさにこういう風に大切にされた車のことを指すのですね。
素敵なエピソード。

 

2:名無しさん@さかまと!

日産なら伊藤かずえさん、トヨタはジーコ氏をCMに起用して、世間に古い物を大切にする心を伝えた欲しいです。
そして、馬鹿げた増税を課す政府にも。

 

3:名無しさん@さかまと!

今40年前のセリカは高いよ。それがジーコの優勝トロフィーとなると、もう価値では億を超えていると思う。オークションにかけたらロナウドのスーパーカーより高いかも。

 

4:名無しさん@さかまと!

日本では、愛車をメンテナンスして大切に長く乗ると税金が高くなる。
むなしい…。

 

5:名無しさん@さかまと!

うーんすごい・・・。
ジーコ程の人なら、いくらでも乗り換えできただろうに、
正に愛車なのね。
これだけ愛してくれれば車も本望でしょうね。
トヨタとしてもありがたい事でしょう。
(別のトヨタ車に乗り換えてほしいかもだがw)

 

6:名無しさん@さかまと!

車というのはフェラーリやポルシェでなくありふれた量産車だとしても、
所有する人間の想いや考え方によってただの消耗品にも人生の友にもなりうるって話だよね。
13年選手になった自分の車、まだまだ乗るよ!

 

7:名無しさん@さかまと!

俺は二輪だけど92年式のNSR250Rに乗ってる。
今回エンジンの修理代47万円かかったけど、乗り換えなんて微塵も考えなかった。
愛着があるものは手放せない。22年間連れ添ってる嫁さんも同じかな。

 

8:名無しさん@さかまと!

トロフィーとしての思い出はもちろん、日本という国に対するリスペクトがあってこそ、ここまで大切にしてくれているのだろうな
心が熱くなる記事をありがとう

 

9:名無しさん@さかまと!

「古い」ということに対する課税判断は見直されるべきだ。「古くて使えない」のと「古いものを大事に長く使う」のは違う。
ちゃんとメンテナンスされている車は税金を減額すべきである。

 

10:名無しさん@さかまと!

見た所フルノーマルだねえ。素晴らしいわ。
ジーコならフェラーリだって楽勝なはず。そういう価値観とは無縁なところが素晴らしい。

 

11:名無しさん@さかまと!

最後のジョークがいいね!
ジーコが日本にもたらした功績は絶大。
世界的に超一流の選手だった彼が、地球の裏側の小さな島国に来て、
日本の為に心血を注ぎ続けてくれるなんて、当時思ってもみなかった。
ジーコの真っ直ぐで一途なハートは、このセリカのエピソードからも伝わってくるね。

 

12:名無しさん@さかまと!

良い写真ですね。「物を大切に」と言う気持ちを…
もしかしたら今時の日本人より強く持っておられるのではないでしょうか。
今の国産車は、消費者はもとよりメーカー自ら「品質を長持ちさせよう」という気持ちが感じられません。
塗装にしろ、細部の建て付けにしろ…。10年保つのか、コレ?と思う新車ばかり。
コストダウンのためなら多少は仕方ないでしょう、という事なのか。
…エコって何なのでしょう。
そういえば、最初に贈られるはずだったこの赤いSTは その後どうなったのだろう?
もし廻り廻って現存しているなら、それも凄く価値のあるものになるでしょうね。

 

13:名無しさん@さかまと!

小学6年生の当時、国立競技場で生観戦しました。
晴天の空、国立の芝、新聞紙を細かく切って綺麗に舞った花吹雪、ジーコの為のトヨタカップでした。
副賞のセリカの前で誇らしく写真撮影に応じていたジーコは、圧倒的な司令塔でサッカー界のスーパースターでした。
本当にプレイも佇まいも格好良かった。

 

14:名無しさん@さかまと!

他の旧車ユーザーと同様、交換部品が中々調達出来ないのが悩みとかなり前から仰っていた
(ブラジル故に尚更とも)。
それでも普通に運転出来るレベルを維持し状態も極めて良好。
多くのスター選手が高級車を求める中、現役時代の栄光の証としてセリカを維持し乗り続けているジーコの拘りと愛着の強さを実感する。

 

15:名無しさん@さかまと!

かなり前になりますがTVでジーコがインタビュー後にシルバーのセリカを乗って走り去るところを見ました。
その時既に10年は経過していました。
人の大切なものは他の人にはガラクタにしか見えないこともあるけど本人しかわからない思い出が詰まっていて愛着がありお金では変えられないものなんですよね。
私は古い人間なのでサッカーと言うとペレとジーコを思い出します。

 

16:名無しさん@さかまと!

プレミアムな話しなんだから、40年落ちじゃなくて40年物と言うべき。
ワインだって何年物と表現するでしょう。
通常使用出来る状態を維持するのはかなり大変です。敬意を表するべき。

 

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