アジア激動「ロシアのAFC入り」計画「東西最大9000キロ」の移動負担と「FIFAランク37位」の実力【アジアサッカーに押し寄せる変化】(1)
サッカー批評Web 3/25(土) 7:32
ワールドカップ予選でも、アジアに変化が生まれるかもしれない
世界のサッカーは日々、目まぐるしく変化していく。日本が属するアジアも、例外ではない。ピッチ内外で見え始めたアジアサッカーの「もう一つの横顔」にサッカージャーナリスト・大住良之が迫る。
■ロシアはUEFAを離れるか
アジアのサッカーに大変動の時代が訪れようとしている。震源地は、アジアの北に広がる超大国ロシアと、アジアの西端に君臨する「アラブ世界の盟主」サウジアラビアである。
ロシア・サッカー協会は帝政時代の1912年に創設され、同年に国際サッカー連盟(FIFA)加盟、国の方針で国際舞台から離れた時期もあったが、1954年には欧州サッカー連盟(UEFA)の創立メンバーとなり、ソ連邦崩壊後もUEFAのメンバーとして活動してきた。
1991年のソ連崩壊にともなって独立したウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、そしてトルクメニスタンの5か国はアジアサッカー連盟(AFC)に加盟(後にカザフスタンはUEFAに転籍)しているが、ロシアやウクライナなど他の旧ソ連の国々の多くはUEFAに残ったのである。
そのロシアがAFCへの転籍を計画しているという。理由は、もちろん、昨年来のウクライナ侵攻である。FIFAとともにUEFAが主催大会への参加資格を停止させたため、大きな打撃を受けた。2018年にワールドカップを成功裏に開催したばかりで、最新のスタジアムを舞台にクラブもナショナルチームもこれから大きく羽ばたこうとしていた時期だっただけに、ワールドカップだけでなくチャンピオンズリーグを筆頭にしたUEFAのクラブ大会にも参加できないのは大きな痛手だった。そこで出てきたのがAFCへの転籍案だった。
■ロシアを迎えようとする動き
地理的に見れば、ロシアといっても、ウラル山脈から東は「アジア」に属する。ウクライナ侵攻という要素を無視すれば、AFC転籍はけっして根拠のない話ではない。少なくとも、地理的には、南半球のオーストラリアがオセアニアサッカー連盟(OFC)からAFCに転籍したとき(2006年)よりも説得力はある。
そして早くも、旧ソ連圏の国々を中心としたAFCの地区連盟である中央アジアサッカー連盟(CAFA)は、ことし6月9日から21日までウズベキスタンとキルギスタンで開催される「中央アジア選手権」にロシアを招待したというニュースも伝わっている。
2015年に設立されたAFC傘下の最新の地区連盟であるCAFA。加盟国はわずか6か国である。アフガニスタン(南アジアサッカー連盟から転籍)、イラン(西アジアサッカー連盟から転籍)のほかは、旧ソ連からAFCに加わった5か国のなかでAFCに残っている4か国である。選手権をするには8か国のほうが都合のいいこともあって、ロシアのほかにもう1か国を招待するらしい。
また国際オリンピック委員会(IOC)とアジアオリンピック評議会(OCA)は、ことし9月から10月にかけて中国の杭州で行われるアジア競技大会に、ロシアおよびロシアと同様に資格停止になっているベラルーシの参加を容認する方向であることも伝えられている。こうした「既成事実」をテコに、ロシアのAFC転籍への動きが本格化する可能性は十分ある。
■W杯予選などでの負担増加
もしそれが実現すれば、AFCはさらに広大な地域に広がることになる。元々中東から極東まで東西9000キロにもわたる広大な地域をカバーする連盟だったものが、2006年にオーストラリアがオセアニアサッカー連盟(OFC)から転籍してきたことで南北にも1万キロ以上の広がりができてしまった。そこにさらに北の超大国ロシアがはいることで、ワールドカップ予選や毎年のクラブ大会はさらに負担の大きいものとなるだろう。
そしてもちろん、現在FIFAランキングで37位というロシアは、強力な国内リーグと伝統のある強豪クラブももっており、アジアの「力関係」を大きく変える可能性も十分ある。日本代表が、ワールドカップの「アジア最終予選」を、モスクワのルジニキ・スタジアムで戦うという状況が生まれるかもしれない。
アジアカップがあるだろ
中国とインドとロシアが加盟国なんだぜw
W杯アジア予選はアジアカップの予選も兼ねてるからAFCに加盟していてFIFAから除名されてなければ出れるし出る価値はある
北朝鮮、中国、インド、パキスタン、イスラエル、トルコ、中東、ロシアなんだこの魔境
イスラエルは無理やで。リアルで血の雨が降る
トルコの移動経緯は知らんが、イスラエルは追い出されてんだから無理でしょ。
そういう意味じゃこれまでアジアに絡んでなかったロシアは一度ならありになるのかもしれんが
代表戦はともかく
ロシアがAFC加盟してACLに
ゼニト、スパルタモスクワ,CSKAモスクワなんかが加わったら
Jリーグは勝ち目ないかも。
そうなったら選手も変わるので結局AFCに馴染むそんなもんだ
UEFAにいるとロシアでもUCLに出れるから選手が来るしEU枠も使える
それらが全部無くなると時間が経てばACLにしっかり馴染むレベルになる
CLやステップアップ狙いの助っ人外国人が来なくなりスポンサーが離れリーグが弱体化し、かと言って有力選手も欧州主要リーグに移籍もできず強化の場といえばACLかアジア予選で全体のレベル低下が起きる終わりの始まり
Jリーグは地味にレベル高いぞ?
ポルトガルやベルギーやオーストリアなんかより
欧州のロシアに強さと価値があっただけで
そこから切り離されたら国と同じで弱体化してくだけ
現時点でイランより弱くなってそう
日本ぐらいしか反対しないだろうなあ
韓国も反対するか?
政治的には日本も反対するだろうけど
サッカー的にはロシアは歓迎なんだよなぁ
なんで?枠8.5しかないのに
強い国が来たらますます出れなくなるだろうに
日本、韓国、オーストラリアは反対してたはず
でこの手の最終決定は全会一致が基本なので無理ではないかと思う。
チンペイが政治的にはお友達のフリしてるけど
中国も反対すると思うぞ
オセアニアじゃ強化にならんし興行的にも死んでるから絶対に帰らない
オーストラリアがアジアに転籍した理由の一つは協会に金がないこと
オセアニアだと試合にすらならないレベルの相手との試合ばかりで強化にならない注目されない金にならないの三重苦
ここが改善しない限り戻ることはないだろうな
もはや豪州は出場することが目標では無いから
オセアニアに帰ることは有り得ん
加入に条件あるのかな?
離脱する連盟と加入する連盟両方の承諾がいる
UEFAは離脱に関してはすんなり承諾するはず
一度離脱したらUEFAには二度と戻れないだろな
AFC加盟国の過半数が賛成でよければ全然ありえるな
豪州がAFC入りする時にかなり買収金額払ったと言われている
引用元: ・【サッカー】アジア激動「ロシアのAFC入り」計画「東西最大9000キロ」の移動負担と「FIFAランク37位」の実力 [愛の戦士★]