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オナイウ阿道が地元メディアも「驚き」の活躍。チームにフィットしている秘訣とは?

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「オナイウ、日本からのサプライズ!」

 10月16日に行なわれたフランスのリーグ・ドゥ(2部リーグ)第12節。開幕から好調をキープして目下リーグ首位に立つトゥールーズが、勝ち点4ポイント差に位置する3位のオセールを6-0で下した。同日の試合で2位のソショーも白星を飾ったが、トゥールーズはこの勝利によって勝ち点1ポイント差で首位をキープすることに成功した。

 今シーズンからトゥールーズでプレーする日本代表FWオナイウ阿道は、後半58分、かつてアルビレックス新潟に在籍したこともあるブラジル人ラファエル・ハットン(Jリーグでは出場なし)に代わって途中出場。第2節から10試合続いていた連続スタメン出場は途切れたが、それは日本からの長旅を考慮されてのこと。

 オナイウ阿道に代わって出場したハットンがこの試合、今シーズン初スタメンながら2ゴールを決める活躍を見せたのは驚きだが、それによってオナイウ阿道のポジションが即奪われるようなことはないだろう。キャリア初のヨーロッパの舞台で、オナイウ阿道はそれほどトゥールーズとフランスサッカーにフィットしている。

 「オナイウ、日本からのサプライズ!」

 現在リーグ・ドゥを放送する『ビーイン・スポーツ(bein SPORTS)』の電子版は、主軸FW放出の穴を埋める新得点源を推定約70万ユーロ(約9000万円)で手にしたスカウトを賞賛するとともに、9試合で5ゴールを決める活躍を見せていたオナイウ阿道を第10節のカーン戦前にクローズアップした。

 本人も周囲の期待を理解しているようで、加入後初めての試合前日会見では「特に何点という目標は決めていないが、FWの選手なのでチームの勝利につなげるためにもゴールは決めていきたい」とコメントしている。

 また、現在7ゴールを量産する同僚のイングランド人FWリース・ハーレイとの良好な関係性に話が及ぶと、「特にFWはコミュニケーションが必要だと思っている。僕がリースのポジションでプレーすることもあるし、同じイメージを持っていると思うので、いい関係が作れている」と、順調にチームに溶け込めている秘訣を語った。

    チームを率いるフィリップ・モンタニエ監督も、2トップでコンビを組むふたりについて「彼らはまだ24、25歳だが、若手たちより豊富な経験とバックグラウンドを持っており、現在最も効率的な2トップだ」と太鼓判。かつてレアル・ソシエダやレンヌを率いた経験を持つ知将のふたりに対する信頼は絶大だ。

 第2節で初スタメンを飾ったオナイウ阿道は、3-5-2の2トップとしてハーレイとコンビを組むと、第3節では3-4-2-1の1トップでプレー。以降4試合で採用された4-3-3では左ウイングで2ゴール、1トップでも1ゴールを決めた。

 第8節グルノーブル戦からは中盤ダイヤモンド型の4-4-2に布陣が変わり、久しぶりにハーレイとの2トップコンビが復活すると、その試合でオナイウ阿道は2ゴールをマーク。加入後初めて複数得点を決めて、4-1の勝利に貢献した。

 直近のオセール戦でモンタニエ監督はハーレイを1トップに配置した4-2-3-1を採用したが、おそらくこの布陣においても、オナイウ阿道は1トップ下もしくは左ウイングとしてフィットできるはず。過去4つの布陣で違和感なくプレーできていたことが、その保証にもなっている。

 現在ガンバ大阪でプレーする昌子源が所属していた時代、トゥールーズはリーグ・アンの舞台で戦っていた。しかし、昌子が負傷により戦線を離脱していた2年目の2019-2020シーズン、トゥールーズは17シーズンにわたって死守していたリーグ・アンで最下位となり、リーグ・ドゥ降格の憂き目にあった。

 そしてその直後の2020年夏、米民間投資会社のレッドバード・キャピタル・パートナーズが株式の85%を買い取って新オーナーになり、新会長にはかつてアーセナル、トッテナム、リバプールといったプレミアリーグのクラブでフットボール・ディレクター職を歴任したフランス人ダミアン・コモリが就任。クラブの運営体制は大きく変わった。

 新体制で臨んだ昨シーズンは、リーグ・ドゥ3位となって入れ替えプレーオフに進出するも、残念ながらリーグ・アン18位のナントの前に屈し、昇格を逃してしまった。今シーズンから指揮を任されたモンタニエ監督は、いわば昇格の切り札だ。

 シーズン序盤からセンセーショナルな活躍で脚光を浴びるオナイウ阿道も、当然ながら新星トゥールーズにとってはリーグ・アン復帰のための重要なピースであることに間違いない。

「今、トゥールーズはリーグ・ドゥなので、リーグ・アンに上げて、リーグ・アンでプレーしたいという気持ちがあった。それが自分の成長にもつながると思った」

 記者会見でトゥールーズ移籍を決めた理由について問われると、オナイウ阿道ははっきりとそう答えた。

 2004年に当時リーグ・ドゥだったル・マンに移籍した松井大輔は、加入初年度から主軸として活躍してチームのリーグ・アン昇格に貢献すると、その後、リーグ・アンの舞台で大きな成長を遂げ、日本代表として2010年南アフリカW杯に出場を果たした。

 オナイウ阿道も、松井と同じ道を歩むことができるのか。フランス南部に位置する国内4番目の静かな大都市で、オナイウ阿道の挑戦が続く。

 

1:名無しさん@さかまと!

大迫、古橋、オナイウと3人綺麗にタイプが違うのだから相手や状況によって上手く使い分ければいいのにね。本当、森保が監督なのが惜しい。

 

2:名無しさん@さかまと!

もしオナイウの活躍とともにチームがリーグアンに昇格できれば、オナイウにとっては自信につながりさらなる成長を期待できるやろうな。

 

3:名無しさん@さかまと!

随分、試合によってシステムを変える監督なんですね。どのポジションに入っても活躍出来るのは好調な証拠。昇格出来るといいね。

 

4:名無しさん@さかまと!

昌子がいたころ給与未払いがあったって聞いたけど運営体制変わったからもうそのへん心配無用かな?
ぜひクラブをリーグ・アンに導いて欲しいですね

 

5:名無しさん@さかまと!

でも森保のお気に入りでは無いのよ。どんなに所属チームで活躍しても森保に気に入られ無いとスタメンはおろか呼ばれもし無い。

 

6:名無しさん@さかまと!

原口が熊谷出身は地元では有名だったが、この人が児玉の出身だとは初めて知った

 

7:名無しさん@さかまと!

森保さんは選手をあまり見ていない。オナイウの特徴は雑にしか知らないと思うよ

 

8:名無しさん@さかまと!

森保は迷走中だよな。何故、点が欲しい時に調子の良いオナイウ投入しないのか。先発でもいいと思うんだけどな。

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