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J1通算150得点 円熟の浦和・興梠慎三が示す「突出した数字」

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 サッカー・J1リーグ戦で史上6人目の通算150得点を達成した浦和のFW興梠慎三(34)。歴代トップ10の選手では唯一、得点王の経験がないが、円熟期を迎えたストライカーの特長を示す、突出した数字がある。

 埼玉スタジアムでの9日の鳥栖戦。後半3分、MF関根貴大のミドルシュートをGKがはじいたところを詰め、右足で同点ゴールを決めた。これがこの試合で唯一のシュート。今季は出場12試合でシュート6本ながら3得点(13日現在)。決定率の高さが際立つ。

 ◇4本で1点?

 J1歴代最多185点の大久保嘉人(J2東京ヴ)は1108本のシュートを放ち、約6・0本で1点のペースだ。歴代2位の佐藤寿人(J2千葉)は約4・5本で1点。鹿島などでプレーしたマルキーニョスや川崎でゴールを量産したジュニーニョは1点当たり7本を超える。一方の興梠は総シュート数が612本で、約4・1本で1点ペースと、上位10人で最も少ない。

 ゴールについて「みんなのおかげ。自分で突破して決めるのではなく、チームメートがつないでくれたボールを決めるタイプだから」と話したことがあるが、まさにその通り。175センチ、72キロと体格は一般的。味方と連携し、スピードや相手との駆け引きで一瞬の隙(すき)を突き、最後の仕上げとして得点してきた。

 今季は2月の開幕節と、新型コロナウイルスによる中断を挟んだ再開2戦目の7月8日に得点した。しかし、同26日の横浜FC戦で腰を打撲して戦線離脱。歩くだけでも痛かったという中で「100%(の状態)で戻らないとチームに失礼。しっかり治してから戻ろう」と体調を整え、8月23日に試合に復帰。鳥栖戦は自身12試合ぶりのゴールだった。

 「取れない時期もある。『なんでこんなのが入るんだ』という経験もあった。慌てなければいつかは取れる。復帰してからは苦しかったが、慌てずやることを心掛けた。チームのために取れた1点なのでうれしく思う」と節目の得点を喜んだ。

 ◇浦和で飛躍

 宮崎・鵬翔高から2005年に鹿島入りした興梠は、3年目の07年に初ゴールを挙げた。だが鹿島ではマルキーニョスや大迫勇也の存在もあり、エースの地位は築けなかった。

 13年から所属する浦和での初ゴールは同年4月14日の湘南戦。「忘れられないゴール。サポーターは、ゴールを決めていない自分に応援歌を歌ってくれていた。あの1点はすごくうれしかった」

 「ミシャ」の愛称で知られるミハイロ・ペトロビッチ監督の下で主力として起用されたが、同監督は17年途中に成績不振で解任された(18年から札幌監督)。

 19年4月28日の清水戦、興梠が試合終了間際に決めた得点はJリーグで平成最後のゴールとなり、三浦知良(横浜FC)と並ぶJ1歴代6位の通算139点目となった。

 「カズさんというスーパースターに並べてうれしいが、カズさんも現役でJ1に上がってくるかもしれない。今のうちに突き放したい。平成は悲しいことの方が多く、ミシャがいなくなったのが最大の悲しみ。信頼して使ってくれたのに結果を残せなかったから」

 同年6月15日の鳥栖戦で通算140点目を挙げ、浦和でのJ1通算得点が最多だった福田正博さんの91点に並んだ。

 「サポーターからすると、福田さんが頂点にいる。10点、20点、30点と取って差をつけて『浦和レッズといえば興梠慎三』と言われるようになりたい」

 ◇8年連続2桁得点

 日本代表には08年にデビューしたが、出場16試合で無得点と定着できなかった。16年にはオーバーエージ枠でリオデジャネイロ五輪に出場したが、活躍の中心はJリーグだ。

 鹿島最終年の12年から昨季までJ1初の8年連続2桁得点を続ける。8年ずつ所属した鹿島で49点、浦和ではクラブ最多を更新中の101点。通算得点で自身の一つ上にいるのは鹿島で一緒にプレーしたマルキーニョスの152点。「マルキを超すには3点。それは今季の目標として達成したい。FWが点を取らないチームは乗っていかない。チームに貢献できるようゴールを取っていきたい」。出遅れた今季、どこまで巻き返せるか。【福田智沙】

 ◇J1リーグ戦通算得点ランキング

(数字は得点、試合数の順)

①大久保嘉人(磐田) 185 448

②佐藤 寿人(名古屋) 161 404

③中山 雅史(札幌) 157 355

④前田 遼一(FC東京) 154 429

⑤マルキーニョス(神戸) 152 333

⑥興梠 慎三(浦和) 150 421

⑦三浦 知良(横浜FC) 139 321

⑧ウェズレイ(大分) 124 217

⑨ジュニーニョ(鹿島) 116 264

⑩小林  悠(川崎) 115 273

引用元

 

1:名無しさん@さかまと!

興梠選手のプレースタイルや人となりが良く分かる良い記事でした。個人的に印象深いゴールはJ1じゃないんだけど2017のACL準々決勝で川崎相手にあげたもの。その後の大逆転に繋がった素晴らしいゴールでした。

 

2:名無しさん@さかまと!

総シュート数が612本で、約4・1本で1点ペースと、上位10人で最も少ない。
興梠選手、チャンスをゴールに繋げる質の高さは数字の通りです。
私がすごいと思うのは、得点に繋げるには難しいパスや弾かれたボールに対する機敏さと、抜群のポジショニングです。くわえてシュート時の冷静な動作。お手本にすべき事か沢山あります。
これからもJリーグを、サッカー界を盛り上げて欲しいものです。

 

3:名無しさん@さかまと!

一人で点を取るタイプじゃないからシュートは少ないんだけど、いいパスがたくさん出てきてるかというとそうではない。スペース、DFの間にボールを出すとそこに興梠がいる。ポジショニングとシュートの巧さは歴代でもトップクラス。

 

4:名無しさん@さかまと!

もっと記録を塗り替えて欲しい。
また守備も全くサボらず献身的なプレーに感動します。
得点力は言うまでもないですが、彼のポストプレーもしくは接近戦時の体の入れ方使い方にいつも関心してます。
天性の素質でもあり相当の努力家と思う。
この様な万能型の選手は今後もそんなに出て来ないと思うしもっと伝説を作って欲しいです

 

5:名無しさん@さかまと!

興梠選手の凄さは色々語られているから、それらについては敢えて言うまでもないが、私が特に凄いと思うのが、体の入れ方と預け方。そして股関節の柔らかさからくるのだと思うけど、決して長いわけではないのに足が良く伸びること。だからしなやかな動きが出来るのだと思う。無理に筋トレしないのも彼の特徴を生かしているのでは?多少ポッコリお腹でも、気にすることはないでしょう。

 

6:名無しさん@さかまと!

得点王を一度取って欲しい…
20点取ったけど小林とケンユーに負けた2017年が一番惜しかったかな?
出場試合数で言うとウェズレイのペースは凄すぎ!!

 

7:名無しさん@さかまと!

興梠ファンの鹿島サポです。
移籍した時は、よりによって浦和かと悲しくなりましたが、この活躍を見せられると良い移籍だったなと思います。
ケガなく、鹿島戦以外で(笑)、引き続き活躍ください!

 

8:名無しさん@さかまと!

> 「サポーターからすると、福田さんが頂点にいる。10点、20点、30点と取って差をつけて『浦和レッズといえば興梠慎三』と言われるようになりたい」
『ミスターレッズ』の称号は福田さんかもしれないけど、
『浦和のエース』の称号は少なくともしばらくは興梠だろうなぁ。
今後#30は#9と同じくらい重い意味を持つ番号になると思う。

 

9:名無しさん@さかまと!

今季は2トップの一角を任されてはいるものの興梠が中盤まで下がって攻撃を組み立てる役割がより多くなっている
本当はもう少しゴール前に張っていてもっと得点して欲しいのだが

 

10:名無しさん@さかまと!

なんか動きがヌルヌルしてて滑らかなんだよな。鹿島で出たての頃はスピードを売りにされてたけど、実は本当の強みがそれでは無かったという。

 

11:名無しさん@さかまと!

ポストプレーが物凄く上手いんだよな
そんなに体格に恵まれてる訳でもないのに
今のぽっこりお腹が解消されれば得点を量産してくれるだろうな

 

12:名無しさん@さかまと!

浦和のエース。
代表に定着しなかったのが、不思議で仕方ない。行っても、ほぼ使われない。歴代の監督は、見る目がないと思ってる。

 

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