【試合】前評判・結果・戦評

清武弘嗣が輝きを取り戻した。 スペイン人指揮官が絶賛した能力とは

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 8月30日、ニッパツ三ツ沢球技場。清武弘嗣(30歳、セレッソ大阪)の非凡なプレーに、スタンドからいっせいにため息が洩れた。

 横浜FC戦、自陣ゴール前で瀬古歩夢がヘディングでクリアしたボールを受けた清武は、完璧にコントロールし、一瞬で視界を広げている。そして40?級のロングパスを最前線の高木俊幸へ。わずかに合わなかったが、放たれたボールの軌道は美しく、技術とビジョンと胆力を感じさせた。

 その直後、前線から味方がプレスではめ込み、こぼれたボールを清武は自分のものにしている。その時点で、ディフェンスは整っているように見えたが、彼は3次元でのアイデアを解き放つ。浮き球を使い、軽々とラインを突破。右サイドでボールを受けた坂元達裕のクロスはGKに収まったが、出色のプレーだった。

 どちらも、前半14分のゴールのプロローグだったのかもしれない。

 敵陣でボールを奪い取った後、奥埜博亮から高木に縦パスが入る。清武は感覚的にそのタイミングを見逃さない。ゴール正面、高木からフリックパスを受けると、立ちふさがったディフェンダーをキックフェイントで滑らせ、かわす。そこからもう一度シュートコースを作って、左足で逆サイドへ定規で線を引くようなグラウンダーで流し込んだ。

 ひとりのサッカー選手として、格が違っていた。

「キヨ(清武)は、セビージャ時代に指導した。サッカーを知っている、万能な選手だよ」

 昨シーズン、ヴィッセル神戸を率いていたフアン・マヌエル・リージョは、清武について、そう絶賛していた。セビージャ時代、リージョはヘッドコーチとして清武と半年を過ごしている。

「キヨはスキルの高い選手だが、戦うことも知っていた。日本人選手は足を入れてボールを絡めとるプレーだったり、ボールを運んで相手を動かし、スペースを作るプレーだったりが、あまり得意ではない。でも、彼は球際が強かったし、賢いプレーもできる。ポジションにとらわれず、どのゾーンでも彼のタイミングでプレーできる。味方を生かしながら、チーム全体のレベルを引き上げられる選手だ」

リージョはそう言って、神戸監督就任時に、クラブに対して清武獲得を打診したことを明かしていた。

 ポテンシャルだけで見れば、清武はJリーグの日本人アタッカーの中では群を抜いている。2014年ブラジルワールドカップ日本代表のメンバーであり、その後は代表の主力になっているはずだった。しかし、2017年2月に不遇をかこったセビージャからセレッソに移籍してからは、代表での出場は1試合にとどまる。

 その理由は、主に故障だろう。代表に招集されてもケガで離脱するなど、しばらくは断続的なプレーにならざるを得ず、調子も上がらなかった。そして2018年ロシアワールドカップ後は、久保建英(ビジャレアル)、南野拓実(リバプール)など若手が目覚ましい台頭を見せた。

 しかし、今の清武は円熟味を感じさせる。

 セレッソでは、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督がソリッドなチームを作り、選手それぞれの仕事が明確化されている。それによって、清武も攻守に無理がなく、ケガなしで効率的プレーを見せるようになった。攻撃では、中に入ってトップ下のように機能し、周りの選手を動かし、相手ラインを破る。右サイドの坂元の成長は目覚ましいが、清武が誘発しているところもあるだろう。

 そして欧州の最前線で腕を振るってきた選手だけに、今も見せ場の猛々しさは瞠目に値する。

 後半13分、自陣のMF藤田直之からセンターラインを越えるスルーパスを、清武は疾走しながら受けている。そのままの推進力からドリブルでゴール前に迫ると、キックフェイントでひとりを切れ味鋭くかわし、左に入る。ペナルティエリア内で3人に囲まれながらのキックはブロックされたものの、敵をなぎ倒す勢いがあった。

 そのこぼれ球を、奥埜、ブルーノ・メンデスとつなぎ、チームは決勝点としている。

 後半28分、清武は柿谷曜一朗と交代でピッチを退いている。今シーズン、12試合先発しているが、フル出場はなく、後半25~30分での交代が続く。猛暑の連戦の中、それが清武の力を最大限に引き出す"時間制限"なのだろう。しかし少なくとも、今の清武に脆さは感じられない。そのプレーは力強く、味方を生かし、自らも輝いている。

 セレッソは9月2日にルヴァンカップ準々決勝で柏レイソルと激突する予定で、10月まで週2ペースの試合を戦う。タイトル争いをするセレッソにあって、清武は唯一無二の存在だ。

小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b9c0f1584dfbe37a3f14d35b714d976c4a029f82

 

1:名無しさん@さかまと!

キャプテンだけどフル出場させないというのは徹底してる。それで清武も柿谷も怪我無く最大限の力を発揮している。ロティーナは選手の管理も上手い

 

2:名無しさん@さかまと!

〉右サイドの坂元の成長は目覚ましいが、清武が誘発しているところも
逆に坂元・西川の加入が清武・柿谷にも影響を与えているように見える。
二人とも海外から帰国後は相手をかわすようなドリブルが多かったけど
最近は密集地帯を切り裂こうとする仕掛けが増えてきた。
ロティーナのサッカーは相手の穴をじっくり探すような攻撃パターンだが、
手詰まり感も多かった昨季に対して
彼らのプレーがアクセントになって多彩な攻撃が見えてきている。
あとは、尹政権と比べて物足りないのは
セットプレーでの得点の少なさと失点の多さ。
そこはもっと工夫、集中が必要。

 

3:名無しさん@さかまと!

ゴールがもっと多ければ海外で成功しただろうけどね。
上手いしぬるぬるドリブルも好きだし、なんか惜しかった選手。

 

4:名無しさん@さかまと!

真夏だし交代枠多いなら全部使うべきだろ!、ホント攻撃のアクセントになってるよな

 

5:名無しさん@さかまと!

現時点では衰えた香川より明らかに上
代表に選ばれなきゃおかしい

 

6:名無しさん@さかまと!

万能だけど、器用貧乏で、傑出した特徴がないよね万能だけど、器用貧乏で、傑出した特徴がないよね
↑ 何いってんの?

 

7:名無しさん@さかまと!

サンパオリの独特な戦術の犠牲になった。

 

8:名無しさん@さかまと!

万能だけど、器用貧乏で、傑出した特徴がないよね

 

9:名無しさん@さかまと!

何故ワールドカップの為にってセビリアから帰って来るのかと、あの年は薬中ナスリが絶好調だったけど残念に思ったもんだったよ

 

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