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タイムアップの「23分後」には会場を後に
歓喜に沸くエミレーツに、絶対エースの姿はすでになかった。
現地日曜日に行なわれたプレミアリーグ第28節、アーセナル対トッテナム・ホットスパーのノースロンドンダービーは、ホームチームの鮮やかな逆転勝利に終わった。相手のエリク・ラメラにラボーナからのゴラッソで先制されるも、アーセナルはマルティン・ウーデゴーとアレクサンドル・ラカゼットのゴールでひっくり返し、終盤は10人になったスパーズの猛反撃を封殺。引き分けを挟んで公式戦4連勝と、調子を上げてきている。
快勝を飾ったガナーズながら、試合前にはビッグサプライズがあった。エースのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが謎のスタメン落ちとなったのだ。
試合直前のTVインタビューでミケル・アルテタ監督は「規律違反があったため」と手短に理由を説明。そして試合後には「控室でなにがあったかについては絶対に明かさない。理由は話せたとしても、事実を述べることはできない」と神妙な面持ちで、「彼がチームにおいてもっとも重要な選手のひとりであることに変わりはない。我々のキャプテンだ。だが往々にしてこうした事態は起こりうる」と語るにとどめた。
オーバメヤンが試合前のチームミーティングに遅刻したのは、ほぼ間違いなさそうだ。英紙『Mirror』などは「キンピカ加工されたあのフェラーリが深刻な渋滞にハマっていた。誰も見間違うはずがない」と伝えており、主将である点を考えても、アルテタ監督の逆鱗に触れたのは想像に難くない。その際にロッカールームでどんなやり取りがあったのか。真相はベールに包まれたままだが、試合後のオーバメヤンの身勝手な行動が物議を醸している。
米メディア『The Athletic』によると、結局試合出場のなかったオーバメヤンは終了のホイッスルが鳴るや、誰よりも早く一目散にスタンドを後にしたという。
「オーバメヤン主将は、勝利の喜びを分かち合うチームの輪にいっさい入ることがなく、仲間を称えることもしなかった。さらに、出場のなかった選手が次のゲームに向けてすべき“ウォームダウン”さえ拒否したのである。タイムアップの23分後には会場を後にしていたというのだから驚きだ。フラストレーションを溜め込んでいたとはいえ、チームキャプテンが取るべき行動ではないだろう」
ドルトムント時代は厳罰をきっかけに移籍が加速
英紙『Daily Mail』は過去にも遅刻が数回あった点を指摘し、「ついに試合の日、しかもダービー当日だったことでアルテタも堪忍袋の緒が切れた」と推測。「コロナのロックダウン下で新たなタトゥーを入れに行ったり、ルール違反が目に余る。今回の振る舞いも含めて、ペナルティーが科される可能性が高い」と論じている。
加えて英紙『The Sun』は「ボルシア・ドルトムント時代も遅刻の常習犯で、規律違反が甚だしかった。3年前、クラブが与えた厳罰(出場停止処分)をきっかけにアーセナル移籍が加速したのは記憶に新しい」と伝えている。
ちなみにオーバメヤン自身は試合後に公式インスタグラムを更新し、ラカゼットのゴールにチームが歓喜する写真を投稿。「ノースロンドンは“赤”だ、以上!!!」と意味深ながらも、やや冗談めかしたトーンの一文を添えた。コメント欄にはファンからの好意的な声が大勢を占める一方で、やはり軽率な行動を批判する意見も散見している。
昨年9月にアーセナルとの契約を2023年6月まで延長し、週給25万ポンド(約3400万円)とプレミアリーグ屈指の高給取りとなったオーバメヤン。はたして、今回のドタバタ劇はいかなる顛末を迎えるのか。宿敵撃破による歓喜の裏側で、不穏なムードが垂れ込めている。
1:名無しさん@さかまと!
良い監督ですね。例えエースで主力選手であっても規律違反をした選手に対して容赦ない。
こういう姿勢がチームとしては大切で、監督が選手によってコロコロ態度を変えるようならチームは強くなれない。
2:名無しさん@さかまと!
日本でこういう選手に海外では普通のことだとか、FWはこのぐらいの方がいいんだとかいう人いう人いるけどあれ嘘だよな。
海外の方がクラブや監督に舐めた態度取った選手への対応は厳しい
3:名無しさん@さかまと!
アルテタはいい監督ですね。絶対にガナーズをもっと強くしてくれる。
ノーロンダービーにキャプテンがいないのは寂しかったけど、それでも勝ってくれた。
オーバが重要な選手であることは疑いようがないので、気持ち切り替えて欲しいな。
でも、いい流れと思ったら、また問題発生。ヨーロッパのビッグクラブをまとめる監督って本当に凄いです。
並のメンタルじゃ、胃に穴空きまくりそう。
4:名無しさん@さかまと!
ほんとにアルテタが来てくれてよかった。
たとえ、キャプテンであっても、重要なノースロンドンダービーでも、
公平に選手を扱えることはチームにとっていいこと。信頼してます。
オーバーも気持ちを切り替えて!
5:名無しさん@さかまと!
地位を得ると責任感が増す人間と、逆にその立場にふんぞり返って、あぐらをかき出す人間がいる。
残念だな。若い選手なら別だが、もはやベテランの域にあるキャプテン。今後の事も考えないといけないと思う。
6:名無しさん@さかまと!
規律違反したなら今年オーバが30点取ってたとしてもダービーでは使われてなかったでしょ。
そういう信念で監督やってる人だってただのファンでもヒシヒシと感じるのに、
一緒に働いてるチームの主力メンバーがこんな態度取るなんて。
オレの言ってることが全然伝わってないやつがいるんだな、って悲しくなっちゃうね。
7:名無しさん@さかまと!
アルテタも色々重なってキレたんだろうね。
大事なダービーに遅刻したうえに勝利した後すぐ帰るとかキャプテンのすることか?変えることも考えた方がいいな。
8:名無しさん@さかまと!
エースだからと言って遅刻を許したら、今後アルデタの言う事を誰も聞かなくなる。
指揮官って大変な仕事だな。ただノースロンドンダービーでは逆に選手達が奮起してプラスの結果になった。
9:名無しさん@さかまと!
1人にこういうわがままを許すと、全員に許さないといけなくなる。そしたらチームとして機能しない。
10:名無しさん@さかまと!
こう言うとあれだが…ラカゼットの方がボールは確実に収まるから前線でタメができる分、スミスロウやウーデゴール、サカと言った2列目の選手が輝く。
オバメがスタメンの時も点は取れるが良くも悪くもオバメ次第になってしまう。
チームとして面白いプレーが観れるのはラカゼットがいる時かなー。
オバメは前がかりに来るチームに対してカウンターする時が一番脅威だと思うが、そのあたりアルテタがどう考えているのか興味深い。
11:名無しさん@さかまと!
規律違反を懲罰するのは当然。皆の規範にならなければならないキャプテンならさらに当然。
でもこれを当たり前にできる監督、管理職の人って少ないと思う。
オーバが不出場なら万能型のラガゼットが前線で楔になり2列目、中盤が流動的になるしそれはそれでアーセナルらしくて見ていて楽しい。
12:名無しさん@さかまと!
まあこれだけ守っても治らないようならウーデゴールのトレード要員としてレアルに差し出してもいいかもね。
エジルの時もそうだけど、長期契約や大型契約結ぶ時はやっぱり人間性とか性格も注意深くチェックしないとね。
最高給取りがベンチとか究極の金ドブだよ。
13:名無しさん@さかまと!
アーセナルで高級取りになると、なんかよくないことが起こる例が最近多い。
ベンゲルが、適切な、契約を主張していたのは、実はアーセナルに向いていたかもしれん。
14:名無しさん@さかまと!
クラブ以上に大きな選手はいない。の精神だな。アーセナルはいい方向に向いてきている。
オーバメヤン、今期は成績もそんなに良くないのだから謙虚になってほしいものだけどな。
個人的には高く買ってくれるクラブがいるなら売っていいと正直思ってる
15:名無しさん@さかまと!
チームのエースと呼ばれているだけにプライドを傷つけられての行為なら、暫く好きにさせておいても良いでしょう。
発散させて元通りになってくれさえすれ良いと思います。
ただ、次のオリンピアコス戦まで不貞腐れているようでは見限られてもおかしくないですよ。
16:名無しさん@さかまと!
結果的に左スミスロウ中央ウーデゴールでティアニー含めて最高の出来だったから、結果オーライとしか思わない
17:名無しさん@さかまと!
前科ありだし、不貞腐れるしで使いづらいんだろうなぁ。
移籍することになるのかもね。
18:名無しさん@さかまと!
主要選手だからこその厳罰なんだろうな。
アルテタの判断は正しい。