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「U-21ドイツ代表の10番」は日本代表の資格あり「日本から話が来れば…」

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「U-21ドイツ代表の10番」は日本代表の資格あり 急成長の21歳アペルカンプ真大に直撃「日本から話が来れば…」

 どんなクラブにも象徴と呼べる選手がいる。良い時期も、苦しい時期もクラブのために全力で戦い、プレー面だけでなく人間性でもファンから絶大な信頼を集める選手がそうだ。フォルトゥナ・デュッセルドルフでプレーするU-21ドイツ代表MFアペルカンプ真大は、そんなクラブの象徴になることを期待されている。

 日本生まれのアペルカンプは、15歳のときにドイツ人である父親の転勤をきっかけにデュッセルドルフで暮らし始め、フォルトゥナ・デュッセルドルフのU-16チームへ加入。そのまま順調にトップチームまでステップアップし、昨季の第2節ビュルツブルク戦でプロデビューを飾っている。

デュッセルドルフの象徴への期待
 プロ2年目となる今季は、リーグ戦1試合を残して26試合出場(先発20試合)、3得点・1アシスト。1部昇格を目指してシーズンインしたが序盤からチームは低迷し、残留争いへ巻き込まれるなか監督交代も経験した。

 個人としても昨年10月の新型コロナウイルス感染に加え、足の負傷でしばらく離脱するなど難しいことが多かった。そんな今季を、彼はどのように受け止めているのだろう。

 コロナ禍のドイツは、いまだミックスゾーンでの取材が許されていないクラブが多い。そのため、試合後に選手と話をすることはできない。クラブの広報担当にインタビューをお願いしてもなかなかOKをもらえなかったが、今回は特別にスタジアム隣にあるホテルのロビーで対面式インタビューを実施することができた。

ベテランの多いリーダーグループに21歳で任命

 デュッセルドルフは生え抜き選手が多いクラブではない。それだけに、ユース、U-23を経由してトップチームで定位置を掴んでいるアペルカンプに対するクラブの期待は大きい。ドイツではキャプテン、副キャプテンのほかに選手の意見をまとめるリーダーグループがベテラン選手を中心に形成されることが多いのだが、アペルカンプは今季、そのひとりに任命されている。21歳という年齢を考えると、異例のことだ。

「歴史あるクラブで、21歳で任されるのはなかなかないこと。非常にスペシャルなことだと思っているし、素直に嬉しいと感じています」

 責任感が増し、他の選手を引っ張る役割も求められる。

「成績が良くないときは、僕らリーダーグループの5人と監督、クラウス・アロフスSDとミーティングをします。そこで今の状況をお互いに話して、どうするべきか、何をすればいいのかを話し合います。あとは選手たちが監督やSDに言いたいことがあったら、僕らを通して伝える役割もあります」

 まさにチームの中心で、その自覚もある。実際、試合取材に足を運ぶとアペルカンプのユニホームを着ているファンが多い。また先日、クラブ主催のサッカーキャンプにアペルカンプがゲストとして顔を出したときは、子どもたちからの声援が一番多かったとクラブ関係者が話してくれた。

「プレッシャーを感じないように、なるべく頭のなかをフリーにしてやろうとしています。プロ1年目の去年は、もっとフリーにできていました。例えば内容の悪い試合でも『まだ1年目だから大丈夫。気にしなくていい』と守ってもらえました。だけど、2年目となると守られることはなくなります。サッカーなのでミスはしていいけど、大きなミスをしてはいけない。責任感を持って、プレッシャーを感じながらもっとできるようになりたい」

「デビューした頃よりも前向きにプレーできている」

 とはいえ、試合ではインテリジェンスを感じさせるプレーで攻守に貢献している。以前インタビューさせてもらったときに、「U-19の頃はボールを持ったときまだ余裕があって、U-23だとボールを持つとすぐにプレスが来て、トップチームでやると余裕がまったくない」と表現していたアペルカンプだが、そのあたりの感覚はどう変わってきているのだろうか。

「いまも余裕はないですけど、トップチームでデビューした最初の頃よりも、前向きにプレーできていると思います。プロでの練習にも慣れたし、スケジュールにも慣れてきて。そういう意味では、どういうシチュエーションでどんなプレーをするべきかという経験は積み重ねてこれているかと思います。以前よりクレバーになってきた感じかな」

 シーズン途中に成績不振を理由にクリスティアン・プロイサー監督が解任となり、ダニエル・ティウーヌが新監督に就任するとチームは持ち直すことに成功。就任後12試合は負けなしで6勝6分。第32節ハイデンハイムとのアウェイ戦を制し、2部残留を確定した。アペルカンプはティウーヌ体制下の12試合中11試合でスタメン出場している。

「新しい監督に関してはポジティブなことしか言えません。細かいところまで見ていて、練習からパスのときにどちらの足に出すべきかを追求している。いいことだと思います。試合でも、相手をしっかり分析してゲームプランを立ててくれています」

成熟度を高める田中碧とのコンビネーション

 戦い方が整理されたことは大きい。降格圏に沈んでいた頃は、ロングボールが行き交うことが多く、中盤選手はただただ走るだけという試合も多かった。そういう展開になると、アペルカンプが持ち味を出すのは難しい。

「僕がトップ下に入って、攻撃を組み立てるのは(田中)碧くんの役目。サイドバックとかセンターバックから碧くんにボールが入って、碧くんから僕にパスが入るというのが、いつも一番やってほしい攻撃の形だと思っています。だから、碧くんにボールが入ったら、うまくパスを引き出せるようにスペースに顔を出そうとしています。いまは僕的にはすごくやりやすい形になっています」

 第31節のドレスデン戦でも2人の連係でゴール前までボールを運び、チャンスを作り出すシーンが何度もあった。攻撃にバリエーションをもたらすアペルカンプと田中のコンビは、来季に向けて頼もしい限りだ。

U-21ドイツ代表のチームメイトはすでにA代表へ

 アペルカンプは、昨シーズン終盤に4試合連続ゴールを挙げるなどのパフォーマンスが認められて、U-21ドイツ代表に招集された。U-21欧州選手権メンバーにも選出されて、ドイツ国内でも話題となった。ドイツは決勝でポルトガルを破り見事優勝。アペルカンプは残念ながら出場機会はなかったが、貴重な経験を積んだ。

「僕らの年代でベストな選手が集まるチームですから、素直に嬉しかったですね。違う世界でした。(チームに合流するまで)僕は誰のことも知らなかった。チームはもうみんな知ってるなか僕だけが新人で、ゼロからのスタート。最初はすごく難しかったですけど、トレーニングするごとに関係も良くなっていきました。みんな、ブンデスリーガ1部とか海外でやっている選手なので、そういうレベルを見られたのもよかった。シュテファン・クンツは本当に素晴らしい監督ですね。2週間くらいで、この人はスペシャルな人だなと感じました」

 当時のU-21ドイツ代表メンバーのうち、すでにフロリアン・ビルツ(レバークーゼン)、ニコ・シュロッターベック(フライブルク)、ダビド・ラウム(ホッフェンハイム)、そしてカリム・アデイェミ(ザルツブルク/オーストリア)らがA代表デビューを飾っている。彼らをすぐそばで見て、どのようなことを感じたのだろう。

「ビルツは一番若かったけど、ものすごいオーラがありました。常に自然体で、彼がやるとすべてのプレーが簡単に見えてしまうほどでした。あと、アデイェミはスピードがもうずば抜けている。個の力で状況を打開できるああいう選手は、やっぱりすごい。それからシュロッターベックは1対1に強く、パスも出せる」

「ひとつのオプションとして考えます」

 アペルカンプは、U-21ドイツ代表として昨年9月のU-21欧州選手権(2023年開催)予選サンマリノ戦で背番号10を背負いフル出場するなど、2試合の出場歴を持つ。その一方、まだA代表では出場歴がないので、現時点では日本代表を選択することもできる。

「いまのところはドイツでも日本でも行けるので。だけど、まだ決めてないですね。もし日本から話が来れば、ひとつのオプションとして考えます」

 可能性は広がる。もちろん、今後も所属クラブでコンスタントに試合に出て、安定したパフォーマンスを披露し、少しでもいい成績を残すことがベースとなる。

「やっぱり、若い選手にとって一番大事なことは試合でプレーすることだと思っています。(取材時点で)残り3試合ですけど、あと2点は取りたいですね」

 自信は?  という問いかけに、「あります」と落ち着きのある表情で答えた。

 デュッセルドルフは今季一桁順位でフィニッシュし、来季こそ昇格に向け万全の布陣で臨みたい。その中心には、きっと勇敢なアペルカンプの姿があるはずだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/990141ff53b5d1146d397914c67f0b43c4b725c2?page=3

 

1:名無しさん@さかまと!

おそらく彼はドイツ代表の方へ夢を抱いてると思う。
日本代表に来てくれれば頼もしい存在だが、彼が一番誇れる道を自分で選んで欲しいね

 

2:名無しさん@さかまと!

日本国籍と他国籍を持っている場合、22歳までにどちらかの国籍を選択せねばならないので、彼にとってはチーム選び以上の問題

 

3:名無しさん@さかまと!

まぁ現実的に見てドイツ国籍の方がヨーロッパ内では色々有利だけれども、日本に帰りたい場合ちょっとだけ面倒

 

4:名無しさん@さかまと!

昔、ヴェルディに石川康という選手がいてボリビア代表にもなれる資格があり、実際に呼ばれたらしいが、日本側から懇願されて日本代表を選んだ
結果として、日本代表は数試合呼ばれたのみ、ボリビアはワールドカップ出場
日本からのラブコールなんてそんなもの
15歳からドイツなら日本国内の知名度も低いから電通などのスポンサーも推さないだろう
ドイツ国籍選べば欧州リーグ移籍し放題
将来のサッカー人生を考えてほしい

 

5:名無しさん@さかまと!

普通の国は2重国籍が認められているので違う国の代表になったからと言って他の国の国籍がなくなることはないが、
日本は成人の2重国籍を認めていないので、日本代表になるには日本国籍を選択なければならない。
その時点でドイツ国籍を捨てることになるのでユーロ圏の選手ではなくなる。

 

6:名無しさん@さかまと!

呼ぶつもりなら既に打診はあるはず。
未だ彼が「オプションとして」と表現している辺り、今のところJFAからの接触はないのでは?

 

7:名無しさん@さかまと!

中学卒業まで日本育ちで母語も日本語なのにドイツ選びたいってのも悲しい話だけどね、、

 

8:名無しさん@さかまと!

日本からのインタビューだからリップサービスで日本を選ぶ可能性も有ると言ってるだけで心は決まっているだろう。

 

9:名無しさん@さかまと!

JFA!森保!頑張って説得してくれ!

 

10:名無しさん@さかまと!

ドイツを選んだ方が良いに決まっている。
俺は日本人だけど選択肢がドイツとなればそっちに行った方が良い景色が見える。
優勝の可能性も日本は0%だがドイツならかなり高い。
いくら有能でも日本のレベルを超越するならドイツだろう。

 

11:名無しさん@さかまと!

ほんとに選手本人がそう言ったのかは定かではないですが、「オプション」って言っちゃうと、日本人的にはドイツ代表本命、日本代表サブの位置づけの印象を受けちゃう。

 

12:名無しさん@さかまと!

ドイツ代表で出場するなんて誰もが夢見るようなことだが、国を代表するには自分の中で覚悟がいること。
帰属意識が日本にある中でドイツ代表になるのは、初めは嬉しいだろうが、いつか違和感を覚えそう。
15歳まで日本で日本人コミュニティの中で育ったのであれば日本人マインドで生きてるような気がするが、どのような環境で育ってきたか次第

 

13:名無しさん@さかまと!

W杯優勝、最低でもベスト4くらいが目標のドイツ代表と、W杯でベスト16進出出来れば日本代表。
日本代表を選択して欲しいが、世界一が狙えるドイツ代表の方を選択すると思う。

 

14:名無しさん@さかまと!

自信があるならドイツ代表目指したほうがいい

 

15:名無しさん@さかまと!

個人的にはこういう考えの選手なら日本代表になってもらわなくてもいいかな。
代表チームってそんなもんだろうか。クラブじゃないんだから。
何が何でも日本代表でプレーしたいって選手を応援したい。

 

16:名無しさん@さかまと!

なんなら6月の強化試合からでも呼んでほしい。

 

17:名無しさん@さかまと!

日本代表は恐らく厳しいよ。
サッカー選手として引退後に「元ドイツ代表」と「元日本代表」どちらの肩書が欲しいか。
Amazonと楽天ぐらい違うでしよ。
国内でビジョンもって生粋の10番をしっかりと育てましょうよ。

 

18:名無しさん@さかまと!

今後のキャリアの事考えてもドイツ代表入り目指した方が絶対にいい。
泥船日本代表入りだけは止めた方がいい。
海外クラブで大して評価もされませんし、無駄に長距離移動が増えるだけ。

 

19:名無しさん@さかまと!

ずっとブンデスでプレーするなら日本国籍取ってもそこまで障がいはなさそうだけど
プレミアやリーガで将来プレーしたいなら
EU国籍のが絶対いい
でもドイツ代表を狙う21歳なら一部クラブにそろそろ行った方がいい気はする。

 

20:名無しさん@さかまと!

ドイツの2列目は世界屈指の逸材揃い。
そこで出番を得るのはかなり難しいと思う。


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